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  1. 八戸市議会 2022-02-16
    令和 4年 2月 議員全員協議会-02月16日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 2月 議員全員協議会-02月16日-01号令和 4年 2月 議員全員協議会   議員全員協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  令和4年2月16日(水)午後1時00分~午後1時34分 第2会議室・第4委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  1 第7次八戸総合計画(案)について  2 未来共創推進戦略2022(案)について  ────────────────────────────────────── 出席議員(32名)  山之内   悠 君  間   盛 仁 君  高 橋 正 人 君  中 村 益 則 君  吉 田 洸 龍 君  髙 橋 貴 之 君  田名部 裕 美 君  久 保 しょう 君
     久 保 百 恵 君  岡 田   英 君  日 當 正 男 君  高 山 元 延 君  三 浦 博 司 君  上 条 幸 哉 君  苫米地 あつ子 君  田 端 文 明 君  夏 坂   修 君  工 藤 悠 平 君  藤 川 優 里 君  小屋敷   孝 君  壬 生 八十博 君  豊 田 美 好 君  松 橋   知 君  森 園 秀 一 君  寺 地 則 行 君  冷 水   保 君  伊 藤 圓 子 君  山 名 文 世 君  立 花 敬 之 君  坂 本 美 洋 君  五 戸 定 博 君  吉 田 淳 一 君 欠席議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  市長             熊 谷 雄 一 君  副市長            佐々木 郁 夫 君  教育長            伊 藤 博 章 君  総合政策部長         中 村 行 宏 君  総合政策部次長政策推進課長 岩 瀧 大 介 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  事務局長            田 中 一 美  次長兼庶務課長         佐々木 結 子  議事課長            榊 原 正 克  副参事(議事グループリーダー) 山 道 隆 央  主幹              槻ノ木沢 昌敏  主査              八木橋 昌 平  主査              安 藤 俊 一  ──────────────────────────────────────    午後1時00分 開会 ○森園 議長 これより議員全員協議会を開きます。  ──────────────────────────────────────  1 第7次八戸総合計画(案)について  2 未来共創推進戦略2022(案)について ○森園 議長 理事者から第7次八戸総合計画案及び未来共創推進戦略2022案について説明をいたしたいとの申出がありますので、これを受けることにいたします。 ◎熊谷 市長 皆様、本日はお忙しいところお集まりいただきまして、大変ありがとうございます。  また、議員各位には、常日頃から市勢発展のために多大なるお力添えを賜り、重ねて御礼申し上げます。  令和元年度より策定作業を進めてまいりました第7次八戸総合計画につきましては、新型コロナウイルス感染症流行の影響により策定作業を一時中断したものの、昨年6月より作業を再開し、これまで策定委員会を9回、専門部会を4回開催するとともに、より多くの市民の声を反映できるよう、市民アンケート市民ワークショップ各種団体との意見交換市民意見の公募を実施し、このたび第7次八戸総合計画案として取りまとめたところであります。  また、第7次総合計画案において、毎年度策定することを定めております未来共創推進戦略も新たに策定いたしましたので、計画案と併せてその概要を御説明申し上げます。  なお、第7次総合計画案につきましては、3月市議会定例会に提案し、改めて議員各位の御審議を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、第7次八戸総合計画案について、お手元の資料に基づき御説明いたします。  タブレットの1ページを御覧願います。  初めに、策定の趣旨でありますが、人口減少少子高齢化の進行に加え、グリーン化デジタル化の進展など、当市を取り巻く環境が急激に変化している中にあっても、豊かで活力ある持続可能な地域社会実現していくためには、長期的な視点でのまちづくりのビジョンを掲げ、その実現のための実効性のある施策を講じ、総合的かつ計画的な市政運営を着実に進めていくことが必要であるとの考えの下、令和4年度から8年度を計画期間とする総合計画案策定いたしました。  当計画案では、市を取り巻く社会情勢変化地域現状を踏まえつつ、2040年頃までの展望を見据えながら、地域一体となって目指す令和12年、2030年頃の将来都市像をひと・産業文化が輝く北の創造都市と掲げ、その実現のため、まちづくり参画する多様な主体が取り組むべき3つ行動指針を示した上で、地域一体となって推進する6つ政策、「ひと」を育む、「経済」をまわす、「暮らし」を守る、「ともに生きる社会」をつくる、「まち」を形づくる、「八戸らしさ」を活かす、これらを推進してまいります。  2ページを御覧願います。  次に、計画案の特徴である3つ行動指針について申し上げます。  計画案に掲げた6の政策地域一体となって推進していくためには、行政機関である八戸市において推進体制を構築し、戦略的かつ効果的に施策を展開しつつ、多様な主体参画を促しながら地域現状や将来都市像を広く共有することが必要であります。そのため、第7次総合計画案では、まちづくり基本方針において、次の3つ行動指針を示しております。  まず1つ目は、まちづくり視点であります。  当市まちづくりには、官民の枠を超えて多くの主体が関わっており、地域一体となって総合的なまちづくり推進するためには、各主体が共通の視点を持って取組を進めることが肝要であります。このことから、明るい未来を見据えた視点SDGs視点創造的復興実現を目指す視点3つ視点を持ちながら取組推進してまいります。  2つ目は、まちづくり推進体制であります。  地域一体となった総合的なまちづくりを進めるに当たり、最も住民に身近な行政機関である八戸市には、住民福祉の増進を図ることを基本として、まちづくり推進体制を整えることが求められております。このことから、多様な主体が参加したまちづくり推進行財政改革推進自治体間の連携推進に取り組んでまいります。  3つ目は、まちづくり戦略であります。  当市を取り巻く社会経済情勢が刻々と変化する中、地域資源の積極的な活用と行財政資源の最適な配分を図ることにより、5年間におけるまちづくりの成果を最大限に高めることができるよう、まちづくり戦略を定め、弾力的に運用してまいります。  なお、次に御説明する未来共創推進戦略は、当該行動指針に基づき策定する令和4年度のまちづくり戦略であります。  次のページを御覧願います。  未来共創推進戦略2022案について御説明いたします。  まず、策定の趣旨でありますが、第7次八戸総合計画の将来都市像であるひと・産業文化が輝く北の創造都市実現するためには、5年間の計画期間における各年度のまちづくりの成果を最大限に高める必要があり、そのためには、喫緊の重要課題未来を創造するための重要課題の解決に向けた取組予算等を重点的に投入するとともに、その取組市民に分かりやすく伝え、市政に対する理解と共感を得ながら市民と共にまちづくりを進めていくことが重要であります。  このようなことから、市民と共に八戸未来を創るまちづくり戦略として、未来共創推進戦略2022を新たに策定し、当戦略に基づいて令和4年度の市政運営を進めてまいります。  4ページを御覧願います。  令和4年度の市政運営について申し上げます。  地域を取り巻く環境は、人口減少少子化進行等に加え、グリーン化デジタル化の進展など、これまでになく変容しており、当市においても大きな変化のときを迎えているとともに、新型コロナウイルス感染症もいまだ地域社会に大きな影響を与えております。  このようなことから、令和4年度は、新型コロナウイルス感染症流行以前の日常生活経済活動を1日も早く取り戻すため、これまで培ってきた知見と教訓を生かした感染拡大防止対策地域経済再生のためのさらなる支援を講じるとともに、グリーン化デジタル化など、新たな時代の動きへの対応人口減少への対応など、市の未来を切り開く上で克服すべき重要課題の解決に向けた取組を9つの戦略として位置づけ、重点化し、その推進に当たっては、総合計画6つ政策の枠を越えて政策間の連携を相互に図ることで相乗効果を発揮させながら取組戦略的に展開してまいります。  5ページを御覧願います。  令和4年度に推進する戦略は、新型コロナウイルス感染症流行の克服をはじめ記載の9つの戦略であります。それぞれの戦略は複数のプロジェクトと、プロジェクトごとの複数の重点事業で構成されており、戦略を着実に進めていくため、プロジェクト事業間での連携を図りながら効果的に推進してまいります。  以上、第7次八戸総合計画案及び未来共創推進戦略2022案について、その概要を御説明してまいりましたが、私が掲げた政策公約につきましては、公約が目指す方向性や考え方は全て総合計画案に盛り込まれており、その実現に向けた具体的な事業につきましても推進戦略案に全て位置づけられております。  計画案及び推進戦略案の詳細につきましては、この後、総合政策部長から御説明いたしますが、令和4年度におきましても議員各位の御指導、御協力が必要不可欠でありますので、今後とも市政運営にお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げ、私からの説明を終わります。 ◎中村 総合政策部長 それでは、私から、第7次八戸総合計画案及び未来共創推進戦略2022案の詳細につきまして御説明申し上げます。  初めに、第7次八戸総合計画案について御説明いたしますので、ただいま御覧いただいておりますファイルを閉じていただきまして、本冊第7次八戸総合計画案という名称のファイルをお開き願います。  御準備はよろしいでしょうか。  こちらは、第7次八戸総合計画案の冊子でございます。  表紙からページを4つ進めていただきますと、序章、計画策定に当たってというページが表れ、下段にページ番号1が記載されております。これよりの説明は、このページ番号で御説明いたしますのでよろしくお願いいたします。  それでは、ページ番号の3ページを御覧願います。  初めに、計画案の構成でございますが、御覧の5章構成となっております。  第1章、社会情勢変化地域現状では、世界の情勢や国、青森県の動向などから八戸市を取り巻く社会情勢を示すとともに、主要な指標等から八戸市の現状をお示ししております。  第2章、2040年頃までの展望では、人口減少人口構造変化、技術の進展等によって起こり得る2040年頃までの社会変化の予想をお示ししております。  第3章、将来都市像では、第1章及び第2章を踏まえ、当市が目指す10年程度先――2030年頃の将来都市像をお示ししております。  第4章、まちづくり基本方針では、将来都市像実現するために、本計画計画期間におけるまちづくりの基本的な方針を示し、続く第5章では、地域一体となって推進する6つ政策を体系的に整理し、政策ごと施策方向性と具体的な施策をお示ししております。  なお、ページ中段の青い図にありますとおり、計画案には政策から施策までを掲載しており、具体的な事務事業は、別途作成いたします付属資料に掲載する予定でございます。  6ページをお開き願います。  ここから、第1章、社会情勢変化地域現状でございます。  16ページにかけまして、世界や日本、青森県の人口動態経済状況等につきまして掲載しており、また17ページからは、八戸市の状況について、数値データやグラフを用いて客観的に整理をしております。  さらに、29ページからでございますが、八戸市の地域特性といたしまして、類似都市との比較や強みについて記述をしております。  38ページをお開き願います。  ここから、第2章、2040年頃までの展望でございます。  48ページにかけまして、人口の将来推計や労働市場見通し、大規模地震の発生、Society5.0の到来、グリーン社会の到来など、今後起こり得る未来変化について記述しております。  50ページをお開き願います。
     50ページ、51ページは将来都市像について記述をしておるページでございます。  54ページをお開き願います。  ここから、第4章、まちづくり基本方針でございます。  59ページにかけまして、先ほど市長が御説明いたしました6つ政策概要3つ行動指針について記述をしております。  62ページを御覧願います。  ここから第5章となり、6つ政策の具体的な内容を記述しております。内容が多岐にわたりますので、62ページ、63ページ体系図により御説明をいたします。  まずは62ページを御覧願います。  政策1の「ひと」を育むでございますが、時代を担う「ひと」を育む、教養・文化スポーツを通し人生を豊かにするという2つ方向性に基づきまして、結婚支援充実や妊娠・出産・子育て支援充実、就学前教育の充実小・中学校教育充実高等学校教育高等教育充実社会教育充実文化芸術振興スポーツ振興という8つの施策で構成されております。  次に、政策2の「経済」を回すでございますが、経済的な価値を生み出す、販路・消費を拡大する、働く場と働きやすい環境をつくるという3つ方向性に基づき、農林業振興畜産業振興水産業振興ものづくり産業振興、商業の振興、観光・スポーツビジネス振興、貿易の振興販路開拓促進企業誘致推進中小企業小規模事業者振興創業環境充実、雇用・就業の促進労働環境充実という13施策で構成されております。  続きまして、政策3の「暮らし」を守るでございます。  環境を守る、安全安心を守る、健康を守るという3つ方向性に基づき、衛生的な生活環境の保全や自然環境の保全、グリーン循環型社会の構築、地域防災充実、次のページに参りまして、消防・救急体制充実防犯対策充実交通安全対策充実消費生活安心確保健康づくり推進疾病予防重症化予防推進地域医療充実という11施策で構成されております。  次に、政策4の「ともに生きる社会」をつくるでございますが、支え合う地域をつくる、社会参加しやすい環境をつくるという2つ方向性に基づきまして、地域福祉充実や、介護・高齢者支援充実、障がい者支援充実社会保障充実、コミュニティの振興市民活動促進高齢者活躍促進、障がい者の社会参加促進男女共同参画推進、多文化共生推進という10施策で構成されております。  続きまして、政策5の「まち」を形づくるでございますが、持続可能な「まち」の基盤をつくる、市内外移動手段を確保するという2つ方向性に基づきまして、良好な市街地の形成や、港湾・河川の整備、道路・橋りょうの整備上下水道等整備、公園・緑地の整備、墓地・斎場の整備地域公共交通の維持、広域公共交通充実という8つの施策で構成されております。  最後に、政策6「八戸らしさ」を活かすでございます。  価値を高める、魅力を広めるという2つ方向性に基づき、八戸ブランドの確立、史跡・名勝・文化財の保存・整備・活用、シティプロモーション推進観光地域づくり推進国際交流促進という5つの施策で構成されております。  これら全てを合わせますと、6つ政策の下、55の施策を展開していくことになり、各施策の具体的な取組内容につきましては66ページ以降に掲載しております。  以上が、第7次八戸総合計画案概要でございます。  続きまして、未来共創推進戦略2022案の詳細について御説明を申し上げます。  ただいま御覧いただいているファイルを一旦閉じていただきまして、本冊未来共創推進戦略2022案という名称のファイルをお開き願います。  御準備はよろしいでしょうか。  こちらの資料の説明につきましても、先ほどの総合計画説明と同様、資料に記載しておりますページ番号で御説明を申し上げます。  表紙からページを4つ進めていただきますと、1ページが序章でございます。  次のページ、2ページが第1章となりますが、先ほど市長から策定の趣旨や令和4年度における市政運営について御説明申し上げておりますので、私からは、第2章、令和4年度における重要課題から御説明を申し上げます。  3ページを御覧願います。  令和4年度における重要課題1つ目は、新型コロナウイルス感染症感染拡大への対応2つ目は、地域経済の更なる活性化に向けた対応3つ目は、新たな時代の動きへの対応、次のページに参りまして、4つ目、魅力と活力あふれるまち実現に向けた対応5つ目は、安全安心暮らしやすいまち実現に向けた対応、次のページに参りまして、6つ目少子化人材の流出による人口減少への対応7つ目は、誰もが活躍できる社会実現高齢化の進行への対応8つ目地域社会活性化持続的発展に向けた対応、次のページに参りまして、9つ目は、市民サービスの向上と行財政運営効率化に向けた対応でございます。  7ページを御覧願います。  ここから第3章といたしまして、第2章で掲げた重要課題を克服するための9つの戦略について記述をしております。  まず、戦略1、新型コロナウイルス感染症流行の克服でございますが、新型コロナウイルス感染症流行がもたらす危機を克服するため、感染拡大に備えた医療・検査体制の強化や、市民生活地域経済を守るための緊急的な支援に関するプロジェクトを展開いたします。  次に、戦略2、産業都市八戸の更なる経済活性化推進でございますが、産業都市八戸の更なる経済活性化を図り、その効果を圏域に波及させるため、地域経済をけん引する産業力の強化やハマの活力を取り戻す水産業の再興に関するプロジェクトを展開いたします。  戦略3、持続可能なより良い社会実現では、グリーン化デジタル化など新たな時代の動きへ対応し、持続可能なより良い社会実現するため、未来を見据えたSDGsグリーン推進や、時代に即したデジタル社会の形成に関するプロジェクトを展開いたします。  政策4、個性豊かな魅力あるまちづくり推進では、他地域にはない個性豊かな魅力あるまち実現するため、スポーツ文化が有する力を生かした地域活性化を図り、まち魅力創出につなげるとともに、魅力を生かした関係人口交流人口の拡大に関するプロジェクトを展開いたします。  戦略5、安全安心で人にやさしいまちづくり推進では、災害・事故等による脅威から市民の命と安全安心暮らしを守り、人に優しいまち実現するため、災害に強い安全な地域づくり暮らしやすい住環境づくり、居心地がよく歩きたくなる都市空間づくりに関するプロジェクトを展開いたします。  戦略6、子どもたちの明るい未来創出地元定着人材還流促進では、子ども未来社会未来の考えの下、子どもたちの明るい未来を創出するため、子どもファースト推進に関するプロジェクトを展開するとともに、地元定着人材還流促進を図るため、多くの人から選ばれる地域づくりに関するプロジェクトを展開いたします。  次のページを御覧願います。  戦略7でございます。  多様な人材が活躍できる共生社会実現では、若者や女性、高齢者、障がい者など、多様な人材が活躍できる共生社会実現するため、誰もが活躍できる地域社会や、誰一人取り残さない温かい社会づくりに関するプロジェクトを展開いたします。  戦略8、市民力連携相乗効果を活かした地域活力創出では、市民一人一人の力と他の主体との連携による相乗効果を生かして地域の活力を創出するため、地域総合力を高める官民連携や相互の強みを生かした自治体間連携に関するプロジェクトを展開いたします。  最後に、戦略9、市民目線まちづくり推進自治体ガバナンスの強化でございますが、市民目線に立ったまちづくりを進めるため、市民市政への理解と共感を促す行政サービスの質の向上に関するプロジェクトを展開するとともに、自治体ガバナンス、健全な管理、運営体制を強化するため、経営感覚を持った行財政改革推進に関するプロジェクトを展開いたします。  なお、各戦略は、ページ下段イメージ図にありますとおり、複数のプロジェクトと複数の重点事業で構成しており、戦略を着実に進めていくため、プロジェクト事業間での連携を図りながら効果的に推進してまいります。  9ページを御覧願います。  こちらの図は、総合計画推進戦略関係性を表すもので、総合計画における3つ行動指針6つ政策の枠を超えて政策間の相互の連携を図りながら横断的に取組を展開することをイメージ図にしたものでございます。  10ページをお開き願います。  こちらの表は、11ページにわたりますが、戦略を構成する各プロジェクト総合計画のどの政策と関連をしているのかを示すものでございます。  12ページをお開き願います。  ここから21ページにかけまして、戦略ごとに各プロジェクト内容プロジェクト推進するための重点事業パッケージについて記載しております。  22ページをお開き願います。  第4章、今後の見通し対応でございますが、市政運営における重要課題は、総合計画経過期間内において変化していくことが考えられますため、毎年度推進戦略内容を検証し、見直すことによってその時々の状況に最も適した取組を展開していくことを記載しております。  24ページをお開き願います。  ここから39ページにかけまして、重点事業概要を付した一覧を掲載しております。  以上で、未来共創推進戦略2022案の説明を終わります。 ○森園 議長 この際、何かお聞きしたいことはありませんか。 ◆山名 議員 男女共同参画推進についてでありますけれども、この総合計画を見ますと、2つ部署に分かれていて、その下の2のほうに、またさらに5つの項目が羅列していて、その中の1つに捉えられていますけれども、本来であればこの男女共同参画推進については大きな1つの項目にすべきではないかというふうに常々思っていました。また、部署1つ市民連携推進課の中に設けられていますけれども、1つ部署として男女共同参画課を設けるべきではないかというふうに思っていますけれどもいかがでしょう。 ◎中村 総合政策部長 男女共同参画についての御質問をいただいておりました。  男女共同参画に関しましては、議員も御存じのとおり多岐にわたってございます。男女共同参画推進する部署のみが推進するのではなく、市の部署全体において、例えば、附属機関の委員を男女同じ数にしていくとか、あとは防災関係においても、当然男女に配慮した政策を進めていくとか、様々多岐にわたっておりますことから、男女共同参画部署――市民連携推進課でございますが、そちらにおいてはそういったものを推進していく立場、計画等策定いたしましたり進むべき方向を決めていく部署になります。さらには、全庁の皆様と一緒になりまして職員が一丸となって男女共同参画を進めていく、そういった体制をとっておりますことから、各課多岐にわたっているものでございます。  以上です。 ◆山名 議員 というのも、民間企業に対しての目標的なものが設けられているわけですけれども、庁内の目標の中に男女共同についての――例えば部長クラス何パーセント設けるとかいうような項目が全然ないということは、やっぱり後退しているのでないかというふうな捉え方をしていますけれども、いかがなんでしょう。 ◎中村 総合政策部長 本日午前中の協議会において第5次の男女共同参画推進計画も、案の段階ではございますがお示しをさせていただきました。それぞれにおいて、様々な目標は確かに立てております。国においては、議員おっしゃるとおり目標を様々並べておりますが、そういったものに関しても、あくまでも努力義務というものが非常に強い傾向にございます。そういったことからも、例えばの話で市の部長クラスの話がありましたが、そういったものについては、ちょっと私のほうからお答えは控えさせていただきますけれども、当市においても附属機関の委員でありましたら男女少ないほうを30%以上とか、目標については様々つくって進めているところでございますので、御理解のほういただきたいと存じます。 ◆山名 議員 議論をしていると長くなりますから、定例会の代表質問で改めて質問させていただきますのでこれで終わります。 ○森園 議長 ほかに御質問はありませんか。 ◆久保〔し〕 議員 未来共創推進戦略戦略6の部分なのですが、聞いていてちょっと違和感というのがあったのですけれども、多くの人から選ばれる地域づくりということなのですが、これはそうすると、ほかの方々が八戸にいらしていただくという戦略なのかというふうに思うのですけれども、読んでみると、でも子供たちがここに住んでみたいというようなイメージを持っているように思えるのですけれども、ただ読み方とすれば、選ばれるという形になれば、やはり自分たちが住んでいるわけだから選ぶというよりもどちらかというと定着するとかという形になると思うのですが、そこはやっぱり選ばれるというふうにしたのは何かあるのでしょうか。 ◎中村 総合政策部長 戦略の18ページになるかと思いますが、多くの人から選ばれる地域づくり推進プロジェクト、こちらはどちらかといいますと、戦略6の後半部分、地元定着人材還流促進の部分に合致するものでございます。もちろん地元定着に関しては、八戸市の状況を見ますと、皆さん高校を卒業しますと就学や進学ということで県外、市外のほうに出ていく傾向が非常に多いです。一方で、八戸市にも残りたいと言ってくださる方々もたくさんおりますので、そういった方を増やしていくということで地元定着、当然八戸市を選んでいただけるような市、それは魅力だけではなくて八戸市に対する政策でありますとか様々な支援事業でありますとか、総合的なものがあると思います。また、人材還流促進の中には、当然にして移住ということもこの中には入ってまいりますので、どこかついの住みかでありますとか、子供たちを育てたいというような、そういった方がいらっしゃるときに、どこの土地を選んでいくかという中で八戸市を選んでいただきたいという、そういった意味から選ばれる地域づくりというような名称で進めているものでございます。 ◆久保〔し〕 議員 分かりました。中身については八戸市に住んでみたいということが一番の要点だと思うので、そこについては積極的に施策をしていただくように、これからの方策としてこれを推進していただければと思います。  以上です。 ○森園 議長 ほかに御質問はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○森園 議長 ないようですので、以上で第7次八戸総合計画案及び未来共創推進戦略2022案についての説明を終わります。  ────────────────────────────────────── ○森園 議長 これをもって、議員全員協議会を閉じます。    午後1時34分 閉会...